西地区福祉委員会 『憩いの家 金曜日』

2024年6月21日(金)健康講座『子宮がんと乳がんについて』

朝の雨の余韻でしょうか?湿度の高い午後でしたが、西保健福祉センターの柴田さんの健康講座をいつも楽しみにしていらっしゃる方々が集いました。今回のテーマは、『子宮がんと乳がんについて』で、高齢者になってもリスクは続くので、検診を受診されることを勧められました。

女性がガンにかかるのは、乳ガンが一番多いようです。ただ死亡率としては、肺ガン、大腸ガンに比べると低いので、早期発見をしていけば、怖くないガンとして考えられます。毎月1回でも、お風呂に入った時に自分で触診をして、しこりはないか、痛いところはないかをチェックしていくのが大事です。その触診の方法は上の左の図で示されていますが、「の」の字を書くように右の乳房は左手で、左の乳房は右手で、指の先4本を使っていきます。わきの下、腕の付け根、乳房の下部から鎖骨のところまでも触診をしていきます。特にしこりができやすいのは、乳房の外側の腕の付け根に近いところです。国は2年に1度の検診を勧めていますが、もし少しでも痛みやしこりがあれば、乳腺外来のある病院で診察を受けることが早期治療につながります。

今回は、その触診でしこりがどういうものかを感じられる模型を持ってきてくださったので、皆さん、その模型の触診をして、どういう感じで指に伝わるか体験をしました。その後、少し先にはなりますが、西保健福祉センターでの検診の申し込みを数名がなさいました。

いつもわかりやすい健康講座です。柴田さん、ありがとうございました。

その後、ティータイムでしたが、お二人の福祉委員の手作りケーキに、皆さんが持ってきてくださるお菓子と豪華なおやつが目の前に出てきて、おいしいコーヒーに話が弾みました。「こんなに食べられない」という方もいたのですが、「知らないうちに全部食べてしまった!」という状態でした。

今年度から、福祉委員になってくださった3人の方も、金曜日の講座には加わってくださっています。手作りケーキを提供してくださったり、台所の裏方さん、また手作りの方も和やかに盛り上げてくださって、元々のメンバーを助けてくださっています。

7日、14日、28日の簡単手作り講座

6月7日、14日(両金曜日)では、お客さんの奥野さんが講師になって、ちぎり絵を教えてくださいました。もう完成された方もありますし、もう少しで完成という方もいます。

センスの良い和紙や台紙を全部奥野さんが準備してくださって、皆さん素敵なちぎり絵に取り組んでいました。

6月28日(金)は、七夕飾りを作ることになりました。憩いのオーナーが笹を準備してくださるので、それに飾り付けます。その下準備として、健康講座の後で、こよりづくりをしたり、短冊を準備していました。

短冊に願い事を書いてと言われて、「もう何もない。」という方が多かったです。家族が平和で健康であれば、もう余計な願いをかけるよりも普通の生活ができていれば!という思いの方が強くなります。

七夕の飾りを作って、そんな家族や地域の安全の願いを短冊に書いて、飾りを笹に付けました。