西地区福祉委員会 『憩いの家』

2022年12月19日(月)パパママ集いの日

寒い週初めでもありましたし、今年最後のパパママ集いの日で、2組の親子が集いました。

もうお互い顔見知りになっているので、国や言葉の違いを越えて、本当に親子共々同じ家で過ごしているかのように楽しんでいます。

子ども同士は、それぞれ性格をまるごと出しながら、お互いにすることで相手が嫌なこと喜ぶことを学んでいるようです。気がつくと大人が手を出さなくても、お互いのペースを守って遊んでいます。お母さん同士も、朗らかに子どもたちを見守っています。イエメンの方は日本語も上手になられてきています。イエメンのお子さんも日本語の単語を発することも多くなりました。

子どもたちは自分のお母さんだけでなくて、相手のお母さんにもくっついたりしてなついています。

子どもたちはきっと異国の人たちと交流できたことで、視野も広がっていくでしょう。公園ではどうしても外国人というとすぐにそばによって遊ぼうとしない親子がいますけれど、イエメンのお母さんのそれでもしっかりと公園に子どもを連れて行って、自然体で子育てをしている姿に感心するという話を、日本人のお母さんが話してくださいました。文化の違う国にやってきて、言葉がなかなか通じなくても、人との交友やつながりを求めるには、自分から殻を破っていくことだと教えられます。