西地区福祉委員会 『憩いの家』

2022年12月20日(火) カフェ

今年最後のカフェですが、常連さんが来られて、その後だんだんとお客様も増えていきました。しばらくすると「ただいま!」と言いながら、小学生の姉と弟、それに未就学の弟に、この3人のお母さんが来られましたら、途端に明るい声で憩いの家は満ちていました。まず部屋に飾られているクリスマスツリーの明りが点滅するのを見て、「わあ!ツリーだ」と大喜びでした。いつも着いたら宿題をするようですが、小学生の二人は宿題をし始めました。未就学生の弟はままごとセットを出してきて、一人で遊び始めました。

小学生の男の子はまず宿題を出して、どれからしようかと考えていましたが、別の部屋にいる方々のところに行き、お話をしていました。常連の方に挨拶もしていました。常連の方は、本を読みながらコーヒーを飲みゆったりとなさっていました。

女の子はクラスで劇をするらしく、その脚本を持ってきて、登場人物の声色を変えながら、何人もいる人物を表現豊かに読み上げていました。聞いている方々が、女の子に質問をしたり、読み方の表現力のあるのにはびっくりして、すごい!と感心していました。女の子もそういう交流ができて、喜んでいるようでした。その後たくさんある宿題を出して次々とこなしていました。どんな宿題が出ているのかと見ると、計算ドリルやローマ字を書く練習をしていました。英語を習ってしまった私たちが見ると、どうしても英語感覚で見てしまいますから、ローマ字と英語表現の違いを発見しました。とても勉強になりました。

宿題が終わると、女の子は折り紙でできた作品を出して、スタッフのメンバーにプレゼントしてくれました。それはスタッフが着ているそれぞれの服などに合わせた色の折り紙で作った手裏剣や星でした。スタッフからは、はさみやカッターを使用して作ったクリスマスツリーの付いたカードの作り方を教えました。そんなことをしていたら、皆さん徐々にお帰りになり、子どもたちも4時近くになったので、それぞれお母さんの号令と共に片づけをして帰っていきました。子どもたちのエネルギーいっぱいの動きの中で、時間が過ぎるのが早いなあと思いました。同じ時間に一緒にいたのに、内容は子どもたちの方が充実しているように感じました。