西地区福祉委員会 第5回健康交流広場

2024年3月23日(土)於:西公民館2階大会議室

『のばそう健康寿命! ミニ健康講座・歌と体ほぐし・脳エクソサイズ』

~皆で楽しく歌って動いて心も体も軽やかに~

 今回は、ハッピーパートナーの桂千恵子さん(お話と指導)、左成洋子さん(ピアノ)、室田節子さん(福祉委員)の方々がスクリーン、プロジェクター、ピアノを使い楽しくご指導くださいました。

最初に、右手でグーチョキパーをして、左手でグッパーを同時にしていく脳トレから始まりました。

平均寿命が延びて令和5年9月15日現在では、100歳以上が92,139人(茨木市では136人で、男性13人、女性123人)という驚くべき人数になっています。1963年では153人、2018年では約2万人ですが、年々1万人ずつ100歳以上が増えるような勢いです。

死亡した方で一番多い年齢は、男性は88歳、女性は93歳ということです。平均寿命は男性81.09歳、女性は87.26歳です。では健康寿命はというと、男性72.14歳、女性74.79歳とのことです。長生きしても健康に過ごせた後10年近くも健康でないということになります。

また茨木市の人口の割合を見てみますと、15歳以下は13.66%、15歳~65歳は62.13%、65歳以上は24.20%です。15歳以下が20%を切るというのはかなりきつい社会になりつつあります。未来を支える側の方たちが少なくて、頭でっかちの社会になるので、社会がこけやすいということです。100歳以上の方では、認知症は8割を超え、寝たきりが5割とのことです。高齢者を支える若者達のことを考えて、自立し、健康で自分のことは自分でできる高齢者を目指さなくてはいけません。

NNK(ねんねんコロリ)を防ぎ、PPK(ピンピンコロリ)を目指す

歌を歌いながら、体を動かして楽しく脳トレをしていきます。

歌うということは、老化防止になります。一日一曲歌いましょう❣

①口を動かして、唾液の分泌を促す。唾液を飲み込めるかも大切なチェックになります。

②感染症予防のためにも、ドライマウス予防になります。

③かむ力、飲み込む力が付きます。口を動かす筋力が向上します。パタカラ体操。

④ストレスホルモンは減ります。免疫力が高まります。

⑤腹式呼吸で、深い呼吸ができるようになります。

歩くこと、口腔ケア(歯の検診も含む)、体操にプラス栄養も大事な要素です。

★GNP(元気ニコニコピンピンと)

ごはん(でんぷん)+タンパク質+低栄養を防ぐ栄養素の言葉があります。野菜は一日350g以上が望ましいです。次の言葉を覚えて低栄養にならないように気を付けて毎日を過ごしましょう。

『さあにぎやか(に)いただく』

さ…魚、あ…油、に…肉、ぎ…牛乳、や…野菜、か…海藻、い…イモ類、た…卵、だ…大豆、く…果物 を表しています。

充実した時間を過ごした後で、ティータイムになりました。聞いたことをメモ書きするなど皆さんとても熱心でしたし、おしゃべりも弾んでいました。今年度最後の健康交流広場も無事終了しました。