西地区福祉委員会 『憩いの家』

2023年11月15日(水)健康すいすい水曜日

午前中は気温10度以下の時もあり寒さを感じました。西小学校では創立40周年記念行事が行われていました。子どもたちが校庭に出て航空写真の撮影が行われていました。

それに比べると、午後のラジオ体操とウォーキングの頃には、上着を着ていると暑いぐらいの陽気で、風もなく青空が広がっていました。参加者はスタッフを入れて8人でした。ラジオ体操後、茨木カンツリー横のグリーンロードに出て、阪大構内の方をめざしました。

歩きながらお話をしていると、ものすごく周囲のことに気を配られる方がいましたので、「よく気が付かれるのですね!」とお聞きすると、「母は、細かいことによく気が付くのです。」と息子さんが答えられたので、「観察力がすごいのですね。」と言うと、実は油絵をされていて、展覧会に出されたことがある方だとわかりました。スタッフの中にも絵を描く趣味を持つ方がいるので、モノレールが横に走る道路でのお茶休憩の場所では、そんな会話が弾んでいました。

写真で見ると、気持ちが悪いかもしれませんが、自然の生き物にも皆さん目が行き、蜘蛛が糸を張っているのも美しいとか、服に付いていた幼虫は、蝶か蛾かと話していました。後で調べるとモンシロチョウの幼虫でした。

その後、阪大北入り口から阪大構内に入りますと、ナンキンハゼの木等の紅葉が始まっていて美しい風景が広がっていました。

余りの木々の色合いが美しいので、紅葉をバックに集合写真を撮りました。

次に、阪大の中の竹林を抜けて、メタセコイアの木々のある道を通って、阪大病院の公園の方をめざしました。

阪大病院の庭ではベンチに座って、それぞれおしゃべりをしました。ボランティアの方々がきれいに整備されている池の周りの花々にも、皆さん感心されて眺めておられました。浅い池なのに鯉らしき魚が、途中飛び上がっていてびっくりしました。

そこから阪大病院正門を出て、山本農園の横の道、私たちは以前ゴーヤのトンネルがあったことから、〖ゴーヤの道〗と言っていますが、そこを抜けて行きました。もうゴーヤはきれいに片付けられていましたが、その出口には、黄色のエンゼルトランペットが咲いていました。「これには毒があるのよね。」という声もありました。「西洋朝顔と言われるけれど、華岡青洲の麻酔薬発見に寄与した西洋朝顔のお仲間では。」とも話していました。

南春日丘の住宅地を抜けて、憩いの家の方に帰って行きました。到着後、時計を見ると15:30を少し回っていましたが、「今日は楽しかったです。」という言葉も出るほど、皆さん笑顔で帰路に着きました。約7500歩のウォーキングでした。

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〖登校時見守りのひとこま〗

小学2年生の女の子が、「この虫なんて言うの?」と見せてきたので、よく見るともみじの種でした。「これ虫でなくて、もみじの種で、プロペラのような形をしていて、風でくるくると回って種を飛ばしているんだよ。」と答えて、その辺の住宅地の木を見ていますと、もみじの木がありました。低学年の子どもたちが、喜んで種を探していました。ついでに他の種も持ってきたのですが、こちらもあまり詳しくないので、困ったなあと思いました。最近は、ウォーキングで見つける木や花やキノコや木々の実などにも興味を持ったので、雑草・キノコ・樹木の本などが家に増えてきています。子どもの好奇心と同じで、高齢者も改めて自然の姿に魅せられています。