西地区福祉委員会 憩いの家

2023年12月22日(金)簡単手作りカフェのクリスマス会

 「憩いの家」での今年最後の活動日でしたので、ささやかではありますが“クリスマス””をしました。初めて参加された方もいて、たくさんのお客様で賑わいました。同じ地域に住んでいながら何十年も会えなかった方もいらっしゃったようで、「久しぶり、どうしていたの?」と話が弾んでいる方もいました。小学校も終業式の日で、いつもお母さんと来てくれるお子さんも、お母さんの手紙を持って一人で参加してくれました。大人の中に入っていても違和感なく溶け込んでいました。スタッフたちも手作りのお菓子を作ったりと、てんやわんやの準備でしたが、どうにか皆さんに喜んでいただけてホットしました。

 まず最初は、コーヒーとミニケーキとシュトーレンの組み合わせをいただきながら、談笑タイムでしたが、どのテーブルも盛り上がっていました。

 落ちついたところで、岡本さんのハーモニカに合わせて、スタッフが作った歌集のページをめくりながら、皆さんで懐かしい歌を歌いました。小学生の女の子にとっては、昔の歌は知らなかったようですが、一生懸命聴いてくれていました。

 参加者の奥野さんが、CSWの新田さんと一緒に、「365歩のマーチ」と「ふるさと」の曲に合わせて、歌体操を皆さんに指導をしてくださいました。皆さんも一生懸命真似をしていました。

 その後、指を使っての脳トレが始まりました。思うように指で表現できないと、苦労をなさっている方もいましたが、笑いながら必死で頑張っていました。初めから「わしはできん!」と、あきらめて見ている方もいました。何はともあれ、『できないことでもやってみよう』というその気持ちが脳を活性化します。また間違っていても、『こうしたらよいのでは』などと、脳が考え働き活性化するので、脳が元気にもなります。

 「一人でいたら、こんなに笑うこともないからよかった!」とおっしゃる方もいました。その後も、皆さんの談笑は止まりそうになかったのですが、お名残惜しい気もしましたが、閉会の言葉と共に来年の再会を誓って閉会としました。わずかではありますが、お土産も皆さんにお渡ししました。

 スタッフが片づけをして帰る時には、さっきまでピカピカと輝いていたクリスマスツリーも片付けられ、部屋の隅で寂しそうにしていました。その姿を見ていると、さっきまでの賑わいがまた思い起こされ、“また来年も地域の皆さんと楽しく過ごしたい”という想いになりました。

皆さん、来年も良い年でありますように!また楽しい一年を迎えられますようにお祈りいたします。