西地区福祉委員会 第1回健康交流広場
2023年5月27日(土)『健康講座』+『コーヒー(マドレーヌ付)タイム』
今日は、75 歳以上の方々を対象に行う健康・交流広場の令和 5 年度第1回目を開催。
午後 1 時半からの開始に向けて、午後 1 時には準備も終わり、受付を開始しました。受付では、申込名簿の確認と検温を行い、25名の方々が参加されました。舞台裏では熱湯消毒をしたコーヒー茶碗やスプーンも用意されています。
定刻通り 午後1 時半になると久寿里さんの開始の言葉の後、冨宅委員長の挨拶がありました。「コロナ水際対策の緩和もありゴールデンウィークから海外旅行や国内旅行も増えてきている中、第1回健康交流広場にも25名と多くの方をお迎えでき喜ばしいことです。本日は、西保健福祉センターの協力を得て保健師さんによる体の内側の測定ができる体組成の検査をしていただきます。コーヒーを飲みながら交流していただきたい。」と話されました。
開始の言葉 冨宅委員長の開始の挨拶
次に健康講座を担当していただくスタッフの皆さん方の紹介があり、その後、柴田保健師さんのお話がありました。「西保健福祉センターは沢池コミュニティセンターの並びの多世代交流センターの1階にあります。地域の皆さんが安心して相談できる西保健福祉センターでありたいと、健康や生活、子育て、障害や介護、地域活動などのお困りごとの相談を行っていす。」と西保健福祉センターの紹介の後、「西小学校区は 5,427 人の地域であり、65 歳以上の高齢者の割合(高齢化率)が 30.85%で、茨木市全体の 24.16%よりも高く、また全国の 29.1%よりも高い地域です。介護保険を利用するきっかけとなった病因については、脳血管疾患が最も多く、この病気は何年もかかって血管を傷めてしまっていく病気なので、その間、健診を受けることで早期発見でき、生活習慣病など、いろいろなことが分かり、リスクを下げることができ、早期発見で医療費も安くつきます。さらに皆さんのお住まいの近くにある西保健福祉センターにて健診を受けることができます。」との話がありました。
今日の健診は希望される方を対象に体組成検査を行い、推定骨量、基礎代謝量、内臓脂肪レベル、筋肉量、体脂肪率などが分かるようです。測定の後に保健師さんからの説明を受けることができ、1人5分程度の所要時間とのことです。
1時50分頃から検査が実施されました。何人かが椅子に座っての順番待ちとなります。他の方は自席テーブルに運ばれてきたコーヒーとマドレーヌで談笑されています。
検査はまず身長の測定からで、測定器もハンディタイプのデジタル測定器を頭に載せることで測れます。その後、体組成測定器の台に立ち、保健師さんの指示により両手でバトン状のものを握ることで測定します。その間 1,2 分、プリンターから検査結果が印刷され、測定は終了です。最後に保健師さんから検査結果を踏まえての説明を受けます。終了時間の午後3時頃までかかっていたので、ほとんどの方が検査を受けられたようです。
身長測定 体組成計
血管模型の展示 検査事前聞き取り 折り畳みデジタル身長測定器
フレイル掲示 栄養バランス食展示
午後3時になると、冨宅委員長から中締めとのことで終了の挨拶があり、『今日は体組成検査でしたが、保健師さんの話では総合健診を受けた方が、早期に病気を見つけられた場合、結果的に医療負担が少なくなることや、かかりつけ医がなくても、西保健福祉センターで健診を受けることも可能』との言葉で締めくくりました。その後もしばらく、希望者は体組成検査をしていただき、後片付けをして 3 時半頃の解散となりました。
皆さん、ご自分の身体の内部からの正確なデータを基に、今後健康のために注意することを保健師からアドバイスもらい、大変満足されてお帰りになりました。西保健福祉センターの皆さんありがとうござました。