西地区『憩いの家』健康すいすい

健康すいすい水曜日 2022年6月1日(水)

ラジオ体操ウォーキング実施記録(憩いの家~春日丘八幡宮沿い道路~阪大構内~南春日丘住宅内道路~憩いの家

もう今日から6月です。雲も出ていて晴天では無いですが、それでもこの時期の陽射しは体にこたえます。

暑い暑いと思いながら、ふと芝生の上を見ると小さな植物が咲いています。憩いの家の横のところにはドクダミの白い花も群生していて、元気な植物を観察していると楽しくなります。上の左側の長い草はチガヤです。夏を呼ぶ草、邪気を祓う草と言われています。6月30日の夏越しの大祓のためにくぐる神社の大きな茅の輪はチガヤの葉から作られます。右の小さな黄色い花はコメツブツメクサ(キバナツメクサともいわれる)です。皆さんが集う前に、前回ご紹介した庭石昌と共に、小宇宙を彩る花々に心を寄せていました。

憩いの家の庭でラジオ体操の後、皆さんお茶などをお持ちか確認しました。それと、いつものコースがきつくないか、いつもより短い距離のショートコースを希望される方はいないかも確認しました。ショートコースを希望される方はいらっしゃいませんでしたので、今日も全員、阪大北門入口から構内を歩く1時間半弱のコースのウォーキングに出かけました。本日の参加者はスタッフも含め11人です。また、スタッフ1名は憩いの家で待機です。

行きの道は先週と同じの憩いの家南側の春日丘八幡宮沿いの道路を西に進み、万博外周道路に出て、阪大北門入口から構内に入ります。憩いの家を出発して、やや速めのスピードで歩き始めました。時々、大丈夫かなあと後ろを確認します。大丈夫なようです。少し速い目のスピードではありますが、皆さん方、遅れずに付いて来ています。万博外周道路に近づいて来た頃には、少し後ろが離れるようになったので、スピードをやや落としました。万博外周道路に出た所の日陰でお茶休憩にしました。

日陰のお茶の時に、前方にモノレールが走っていました。小休憩後、再び歩き始め阪大北門入口から構内に入りました。構内のメイン通りを歩いてサイバーメディアセンターの前でトイレ休憩ですが、皆さん方のほとんどがトイレは大丈夫なようです。サイバーメディアセンター向かいの池には先週と同様に、赤い睡蓮の花がいくつか咲いていました。池の前から、少し先の竹林の中の散策路まで移動し、竹林の木蔭で休憩をとることにしました。

いつも眺める睡蓮を右手に、ヨシを左手に見ながら橋を渡るのですが、この池は犬飼池というそうです。なぜその名がついたのか調べてみたところ、それについては出ていませんでしたが、ため池としての池の底の土や水を採取して調査をしている映像がありました。吹田市では自然の動植物、生き物の生態系を調査しているのがわかりました。

池の前から、少し先の竹林の中の散策路まで移動し、竹林の木蔭で休憩をとることにしました。竹林の散策路に入る階段の所で、滑らないように注意の声掛けをしました。先週お一人が、路に積もった竹の枯れ葉に足を滑らせ転倒されましたが、大事無かったので、やれやれでした。注意が必要です。階段を上り散策路の擬木の柵に腰を下ろし小休憩です。木蔭の中での涼しさや心地よさに、なかなか腰が上がりません。

休憩中には、鳥の声がよく聞こえます。中のお一人が姿は見えないから、何の鳥かわからないねとおっしゃったので、上の方を見ていると見えるよとお伝えしました。こちらがじっとしていると、鳥の方も安心してだんだんそばまで寄ってくることがありますと言いながら上の木漏れ日を見上げると、たくさんの小鳥が見えました。鳥にしてみたら、木々の上の世界は安全で、人間とは違う世界ですから、人間に見えにくいところで自由に飛び交っています。よく一人で自然の中で、スケッチなど長いことしていると、危険を感じないのでしょう!知らないうちに何羽も鳥がそばにいることがありました。以前禅宗のお坊さんが、そのものになり切ってみるということをお話されたのを聞いたことがありますが、ひょっとして鳥がやって来るというのは、自分がこの自然の中の風か草か木かになっているのだろうかと思ったものでした。

ようやく腰を上げ歩き始めました。竹林の散策路を抜け、工事中の病院横を通り構内を出て、みかん園の横を通り、南春日丘の住宅内道路を経て、憩いの家まで無事に帰ってきました。コップ一杯ずつお茶をお出ししましたが、元気に帰って行かれました。

帰り路、お庭で見事な花を育てておられる家に遭遇しました。クジャクサボテン、カラー、アマリリス、ゼラニウムのびっくりするほどの明るい色が目に飛び込んできました。今回もウォーキングによって、お互いの健康を感じることもできましたし、たくさんの自然の息吹に接することができ、暑くても気持ちが良かったです。午後1時半にラジオ体操を始め3時に帰着し、解散しました。約1時間半弱のウォーキングでした。