西福祉委員会 福祉研修会

2026年3月24日(火)

大阪市立 阿倍野防災センター『あべのタスカル』& ATCエイジングセンター

令和7年度、西地区福祉委員会の最後の行事としての福祉研修会に出かけました。1か所は約10年前も訪問をした大阪市立阿倍野防災センター『あべのタスカル』ですが、当時よりもさらに訓練内容が実践的であり、自分の身の周りから外出時に災害にあった時に、もし自分が知っていたら災害を小さく済ませることができるという訓練も3グループに分かれて行いました。

時間より早めに現地に着きましたので、外での集合写真を撮りました。そこから3階の入り口の方に向かいました。

最初にビデオを見ましたが、あまりの衝撃的なドラマ作りのビデオでした。家族それぞれが違う場所で、災害にあった時の状況を示すものでしたが、現実的に起こりうるものでもあり考えさせられました。

そこから家庭内の地震直後の行動について、消火訓練、煙体験、災害後の地域の状況下でどのように119に連絡をするか、また外での余震が起きての落下物についての体験等も現場づくりの中で体験しました。

3グループに分かれて、①屋内消火栓放水体、②避難所支援救助を学ぶ、⓷救護を学ぶを体験しました。その前に展示物の見学をしたり、マンション等の避難器具やその脱出方法も学びました。

3グループに分かれての訓練の一つ、屋内消火栓放水体の様子を載せます。

1時間半の訓練体験でしたが、中身が濃くて、毎年している西地区自主防災会訓練にこういうことも参加者すべてが体験ができたらもっと意識も上がるのではと話をしていました。いろんな思いを持ちながらの訓練終了でしたが、館内で記念撮影をして次のATCエイジングセンターに向かいました。

南港のそばのATCエイジングセンターは、ATCの11階にあります。まず南港に着いたら海のそばでもあるので、建物をバックに記念撮影をしました。

ATCエイジングセンターでは、2社の介護商品を製造している業者の方の説明を受けました。声を発することができない人が首に器具を当てて話したい言葉の口を開くと、その器具が声を作って発するもの。また嚥下防止のためにゼリー状の食べ物が衛生的に簡単にできたり、こぼれたりしない等、細かいことに配慮された器具の説明を受けました。

また歩けない人が階段を上下できる器具や、免許証を返納した高齢者で歩くのが困難でも自分が運転して出かけられる車、またお一人住まいで身の回りや死後のことなどのことを世話してもらえる保証サービス、介護される人も介護する人も衛生的で匂いもしない、汚れ物の処理が簡単なトイレの展示や説明も受けました。

自分たちも高齢者という福祉委員が多いので、ここまで介護の世界も進んでいるのかと、今回の見学は自分のことにも通じる良い勉強会となりました。熱心に聞き、気になる資料をもらってきました。感想としては、大阪市がこのセンターの宣伝があまりされていないのは残念だというのが多かったです。私たちがしている福祉活動って何なのでしょう。普段の行事の進行だけに止まっていて、それで満足しているようなものになっていないかという気がします。自分たち福祉委員も勉強をしていくべきでしょうが、こういう現実や現場を知らせていくことも大事ではないかとの思いがしました。

外のバスのところに戻ろうとしたら、さんふらわあ号がバスのそばに止まっていました。なんだかいろんなことを学び、いろんなことを考えた後でもあり、広い海の向こうにも気持ちが大きく広がっていかないといけないような気持ちになりました。

途中の昼食場所で、ネパールからの女の子がウェイトレスをしていました。言葉をかけましたら、日本語がよくわからないとのことでしたから、辛い?と聞きますと、大丈夫とにこっとしていました。病院でも介護施設でもミャンマーやベトナムの看護や介護をする人をたくさん見かけます。新聞でも19万人のミャンマー人が国に帰ることができない国情を抱えて、知識レベルの仕事をしていた人たちであるのに日本の下積みの仕事をしてくれているのが紹介されていました。実際に、話してみると穏かでまじめな人が多いです。場所によってはそういうアジア人の人を軽く扱っているのにも出会うことがあります。今回の研修では、そういうアジア人の働く人たちの現場というものにも接して、私たちが同じアジア人として、フランクにお付き合いができたらよいのにと思いました。