西地区福祉委員会 第3回健康・交流広場
2025年10月25日(土) 於:西公民館 2階大会議室
本年度第3回健康・交流広場を令和7年(2025年)10月25日(土)13:30から西公民館で開催しました。あいにくの曇り空で、雨が心配されていましたが、21名の方が参加されました。受付では、明るい雰囲気でスタッフたちとの雑談から始まりました。

〇冨宅福祉委員長の挨拶
「今年は秋刀魚が豊漁で安くておいしく脂もしっかりのっていますが、反面、鰹ホタテは不漁です。コロナウイルスはまだ残っていますが、インフルエンザも流行しかけていますから、マスク、手洗い、うがい等で自己管理してください。」
はつらつ出前講座の開始
本日は元気はつらつ体操普及会の安田さん、森さん、高野さん、池田さんにお世話になりました。
メニューは『フレイルチェック』で、参加者の皆さんに実際にしていただきました。
〇フレイルチェックの説明
高齢になって心身の活力が低下した状態をフレイルと言います。多くの人は、健康な状態からフレイルの段階を経て要介護状態に陥ると考えられています。健康寿命を延ばすためには、フレイルの兆候を早期に発見することがとても大切です。
〇実技の開始
1.体力測定 ・身長 ・体重 ⇒ BMI(体格指数):体重㎏÷身長m÷身長m
25以上は肥満、18.5~25標準、18.5未満やせ(低 栄養)
2.指輪っかテスト サルコペニア(筋肉の減少)の目安となるテスト
・両手の親指と人差し指で輪を作る
・ふくらはぎの一番太い部分に力を入れずに軽く囲む
⇒ 囲めない :サルコペニアの可能性低い
隙間ができる :サルコペニアの可能性高い(転倒・骨折等のリスク)
3.その他測定
・握力(㎏)(前身の筋力や体力との関連性が高い)
フレイル基準:男性28未満、女性18未満
・5m歩行(秒)(移動や歩行能力のほか転倒リスクの指標)
転倒リスク:4.4秒以上
・TUG(秒)(目的地点でUターンする。下肢筋力、歩行能力等の指標)
転倒リスク:13.5秒以上
・開眼片足立ち(秒)(バランスをとる能力)
転倒リスク:15秒未満は注意、5未満は転倒の可能性が高い
・CS-30(回)(30秒間に座る・立つを繰り返す。下肢筋力の指標)
転倒リスク:14.5秒未満
〇ティータイム

参加者同士お菓子とお茶で、体力測定の話で盛り上がっていました。自分はまだまだ大丈夫と思っている人も多いと思いますが、こうやってフレイルチェックをすると、気づくこともあります。
自分自身の体力のケアについて、参加者もスタッフも日頃のちょっとした心がけの大切さを知る機会になったのではと感じました。
次回の、第4回健康交流広場は、令和8年(2026年)1月24日(土)13:30からです。
皆様のご参加をお待ちしています。



